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たまねぎ栽培暦

                ♐大石ファーム     -野菜栽培暦-

タマネギ 栽培暦

  たまねぎ作りでは、土作りが一番、次に大事なのは種まきや定植、植付け時期です。
 ここでは、野菜ごとにいつどんな作業が必要なのかを知っていただき、おいしいタマネギ作りに貢献できればと思います。
 なお、静岡県中部地方の平野での栽培経験をもとに書いていきますので、他の地区の方は、気温や湿度、天候、風など諸条件 が違いますので、ここに記載してある方法では上手くいかない場合もあります。くれぐれもその点は気をつけて下さい。

野菜別栽培暦    月別栽培暦    野菜作りの基本    

 野菜の栽培方法     野菜の害虫

  

 たまねぎ

極早生種、中生種、中晩生種があります。(早生種、晩生種も聞いたことがあります)
保存期間は晩生種になるほど遅くまで保存できますが、4月下旬から5月上旬に収穫したければ、極早生種がお勧め!
筆者は、各種類を畝ごとに変えて栽培しています。

上・中・下旬                                   作業項目
8月 上旬 種を購入
下旬 苗床づくり 70cm×12m ph:5.5~7
施肥:堆肥30L、苦土石灰1200cc、ファイト3000cc、過リン酸石灰600ccを全面に撒き、耕す
10cm程度の高さの畝にする
9月 中旬 畑づくり 70cm×12m ph:5.5~7
施肥:堆肥30L、苦土石灰1200cc、ファイト3000cc、過リン酸石灰600ccを全面に撒き、耕す
10cm程度の高さの畝にする
5条マルチを敷く

極早生種
苗床にすじ蒔きする 2~3mm間隔
10月 上旬 中生種、中晩生種
苗床にすじ蒔きする 2~3mm間隔
中旬 苗床にビスダイセン+玄米アミノ液を噴霧
11月 中旬 極早生種から順次定植する
ネキリムシ対策 植え穴に薬剤を投入してから植え付けた方が被害は少ない
作業は、畝全体の植え穴に薬剤を撒いてから定植作業する
12月 初旬 ビスダイセン+ニームアミノを噴霧
1月 中旬 極早生種に追肥 有機化成粒状肥料1800cc
玄米アミノ液を噴霧
2月 下旬 中生種、中晩生種に追肥 それぞれに有機化成粒状肥料1800cc
3月 中旬 ビスダイセン+ニームアミノを噴霧
4月 上旬 ビスダイセン+ニームアミノを噴霧
5月 上旬 極早生種を収穫
畝全体の8割程度の葉が倒伏したら、抜き取りそのまま畑へ寝かしておく(晴天の日で2時間位)
筆者の保存方法:物干し台にかかった竿2本にネット(網目2cm位)を張り、ハンモッグ状態にし、そこに並べておく
葉が完全にしおれ、からからになったら葉と根を切り取り、浅目のコンテナへ並べて貯蔵。1段積みとし、コンテナを重ねる
6月 上旬 中生種、中晩生種を収穫
畝全体の8割程度の葉が倒伏したら、抜き取りそのまま畑へ寝かしておく(晴天の日で2時間位)
筆者の保存方法:物干し台にかかった竿2本にネット(網目2cm位)を張り、ハンモッグ状態にし、そこに並べておく
葉が完全にしおれ、からからになったら葉と根を切り取り、浅目のコンテナへ並べて貯蔵。1段積みとし、コンテナを重ねる

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