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月別栽培暦

　　　　　　　　　　　　　　　　♐大石ファーム　　　　　

３月　栽培暦

　　野菜作りでは、土作りが一番、次に大事なのは種まきや定植、植付け時期です。
　ここでは、野菜ごとにいつどんな作業が必要なのかを知っていただき、おいしい野菜作りに貢献できればと思います。
　なお、静岡県中部地方の平野での栽培経験をもとに書いていきますので、他の地区の方は、気温や湿度、天候、風など諸条件　が違いますので、ここに記載してある方法では上手くいかない場合もあります。くれぐれもその点は気をつけて下さい。

野菜別栽培暦　　　　月別栽培暦　　　　野菜作りの基本　　　　

　野菜の栽培方法　　　　　野菜の害虫

― 月別　栽培暦 ―

- ３月 -

上旬　　

アスパラガス	播種前２日間ぬるま湯に浸しておく。　育苗箱かポットに撒き、１ｃｍ位覆土する。　地温は２５～３０℃
いちご	ビスダイセン＋ニームアミノを噴霧
ニンニク	玄米アミノ液を噴霧
メロン	玄米アミノ２０００倍溶液に一晩浸す翌日、種をキッチンペーパーの上にあけ、余分な水分を取ります。６ｃｍポットに堆肥１：腐葉土３：赤玉土（小）６の比率で作った用土を入れる。バケツに水を張り、用土が入ったポットを浸す。十分に水を含んだポットをバケツから取出し、水を切ります。ポットの中央に割り箸で1cm深さの穴を開けます。その穴に1粒ずつ種を入れていきます。軽く土を被せ、上から指で軽く押し、種と土が密着するようにします。発芽適温が２５℃～３０℃ですので、加温器に入れてふたをしておきます。

中旬

アスパラガス	追肥　２ｋｇ/ａ（２年目以降）。　マルチとして完熟たい肥３００ｋｇ/１ａを施用。　収穫開始
ししとう	播種前日、玄米アミノ液に浸す６ｃｍポットへ１粒ずつ播種
じゃがいも	発芽が出そろうビスダイセン＋ニーム液＋マラソンを噴霧
しょうが	消石灰を全面撒布し、耕す　１列４０ｃｍ幅
スナックエンドウ	収穫本格化
ソラマメ	枝も10本くらいに増えくるので、1株当たり6本に整枝をする追肥：１平方ｍ当たり１５０ｇ
たまねぎ	ﾋﾞｽﾀﾞｲｾﾝ＋ﾆｰﾑｱﾐﾉを噴霧
トウモロコシ	苗置き場用ﾄﾝﾈﾙ設置種を玄米アミノ酸液に浸すセルトレイに播種（種蒔培土）散水、不織布畑に作っておいたビニールトンネルの中に入れておく
なす	玄米アミノ液に浸すセルトレイに播種　加温器に入れる
ニンニク	ビスダイセン＋ニーム液＋マラソンを噴霧
白菜	片づけ
ピーマン	玄米アミノ液に一昼夜浸す翌日セルトレイに播種
ブロッコリー	ビスダイセン＋ニーム液＋マラソンを混合し、噴霧する
メロン	日中加温器から出す加温器のふたに到達したら、加温器から出し出窓に置く
わけぎ	片づけ

下旬

いんげん	種まき１０日前に施肥　４０ｃｍ×２ｍの畝の場合全面に苦土石灰を撒き、耕す。中央に深さ２０ｃｍ位の溝を掘り、配合肥料３００ｃｃと堆肥５Ｌを入れ溝を埋め戻す畝の高さは１０ｃｍ程度
サトイモ	畝作り　幅７５ｃｍ　長さ２ｍの場合中央に深さ３０ｃｍ位の溝を掘る配合肥料（いも専用）２００ｃｃ＋堆肥３Ｌを投入埋め戻し、平らにならす（後日、土寄せをするので畝に高さはいらない）黒マルチをする
しょうが	苦土石灰100cc/mを全面に散布し耕す畝中央に深さ２０ｃｍ程度の溝を掘り、配合100cc/m、牛糞堆肥1.5L/mを投入１０ｃｍ位土をかぶせておく
ソラマメ	実成りし始めるので、液肥（8-4-4)で追肥
トウモロコシ	畑づくり：７０ｃｍ×１０ｍの畑施肥：苦土石灰1500ｃｃ＋ﾌｧｲﾄ11号1500ｃｃを全面に撒き、耕す畝の中央に深さ15ｃｍ位の溝を掘り、牛糞堆肥30＋配合肥料５００ｃｃＬを投入し、埋め戻す高さ10ｃｍ位の畝にする株間30ｃｍの2条マルチを敷く３ｃｍ位に成長したら、液体肥料を潅水する
ニンニク	玄米アミノ液を噴霧
メロン	畝作り　250cm×５ｍ施肥：完熟堆肥３０ｋｇ、苦土石灰800ｇを全面に撒き、深く荒起こし配合肥料４－６－５　８００gを全面に撒き、畝立てする　高さ２０cmの平畝黒マルチで畝の片側７０cm程度覆う（この列に定植していく）